アイライン 2

前回に引き続き、今回もアイラインについて取り上げています。
メイク雑誌等を見るとアイライナーやマスカラ関連の記事が非常に多く、アイメイクへの関心度はかなり高いことが伺えます。 そして、メイク講習やマンスリーミーティングに来られる方も、年齢層にあまり関係なく「自分でアイラインを上手に引けない」という悩みを持っている場合が多いようです。

アイライナーの種類

アイライナーの種類には、主にペンシルタイプ、リクイドタイプ、水ときのケーキタイプ、パウダータイプとあります。 初心者に特に使いやすいのは、ペンシルタイプでしょう。

慣れていないと、ラインもついつい太くなりがちです。 まずは、ブラウン系の色を選ぶこと、ペン先を削り細くしてから引くようにします。 そして、リクイドやケーキタイプが使いこなせるようになると、アイメイクにもまたぐっと広がりが感じられます。 そこで、ペンシルでベースラインを作っておき、上からリクイドやケーキタイプでなぞるようにラインを引いていきます。 奥行きも出て、立体的な目を表現できます。

リクイドタイプは、付属の筆先に大きく左右されますので、一度アイライン用の筆に取ってから引いてやることをお勧めします。 筆を使うことでライナーの量の調節も自在にできるので、付け過ぎによりラインが太くなってしまう失敗や、ラインのヨレを防ぐことができます。

ケーキタイプは、ちょっと手間なようですが濃さの調節ができまた、ぼかすこともできるので、ナチュラルなラインを描くことができます。 同じように。パウダータイプもぼかすことができますが、付ける際に粉が落ちたり、周りに飛びちったりしてしまいます。 筆やチップについた余分な粉を落とすようにしてから付けていきましょう。

アイラインの目的

アイラインの目的は、白目をきれいに見せる・目の印象を変える・目を大きくハッキリと見せることです。 皆さんは、目を大きく見せるためにアイラインを入れるという方が殆どでしょう。 しかし、アイラインを入れることで、逆に目を小さくしてしまったりすることがあるのに気がついていない方が結構いらっしゃるようです。

雑誌などでは「目の際、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにラインを引きましょう」と書いてあるのをよく目にします。 目のきれいな人は、より一層大きくきれいに見えますがその反面、目の小さい人がこの方法をしてしまうと「目はこれだけしかありません!」と小ささを宣言(強調)することになってしまいますね。

また、下まぶたのまつ毛の生え際やその内側に白のラインを入れる方法も良く見かけますが、白目のきれいな人はよりきれいに見えますが、にごり感のある人にはあまりお勧めできません。 まずは、自分の目を良く知り、どのような雰囲気の目にしたいのかを確認してみましょう。

目を大きく見せたいのならば目の際、まつ毛の部分より上にラインを引いて、まつ毛の間にぼかし込むようにします。また、目尻も目のラインに沿って引かずに、少しはずしてあげると目が大きく見えてきます。

どこまで引いたらいい?

メイク講習にこられる方や、マンスリーミーティングでのラインの引き方を見ていると、目頭から引きはじめて、目尻の部分が曖昧に途切れてしまっている人が多いようです。 「目尻の最後を細くきれいに引きましょう」とアドバイスすると「どこまで引いたらいいですか?」という質問がすぐに返ってきたりします。


a b

これは立体分析に関係してくるのですが、眼球を囲っている骨(頭蓋骨で目の周りの穴の開いている部分)、目尻のラインはこの骨の手前までなら引ける範囲です。 そして、このライン以上にはずしたい場合は、周りのバランス( 例えば、眉の位置など)も変えていかなくてはならなくなります。 下のラインは、目の際の部分の肌色がシャドウ系 つまり、影やくすみになっている箇所があると思いますが、そこまでであれば自然で、目に奥行きも出てきます。[b図]

どのような感じの目もとにしたいのかで、a図のようにラインを目の際で引いてあげても良いし、b図のようにラインを少し目の際からはずしてあげたりまた、色物でラインを引いてみたりなど楽しみながらいろいろな表現を試してみてはいかがでしょうか。きっと、新しい発見に感動することと思います。

a図は、一般に言うラインの基本的な位置になります。 下のラインは、正面を見た時黒目の部分の外のラインの延長線から引くと自然なラインになります。 また、ファッションによっては下のラインも目頭から引いてみるのも良いでしょう。

アイラインを上手く引く自信がないという方は、アイシャドウをライン感覚で目の際に濃く付けてぼかしたりという方法で 慣れるようにしていくのも良いと思います。