メイクアップ ラボ #02

ファンデーション

ファンデーションについて、やはり一番多い質問は色選びと塗り方についてです。 これは定番中の定番と言える迷い或いは、疑問でしょう。 メイクアップラボ 第2回ということなので、今回はお化粧の基本となるファンデーションについて取り上げてみました。

ファンデーションの色選び

自分の肌色より白っぽいまたは、ピンクっぽい色を選んで 「しまった」と思ったことはありませんか?

それは、自分の理想の肌色を選んでしまう傾向にあったり、店内のライトの下でのみ選んだり、限られた狭い部分や手の甲などで色合わせをしてしまうのが、主な原因と言えます。

色選びのポイントとしては、肌の色を「白っぽく」ではなく「明るく」してあげるように意識します。 雑誌やメイクスクールなどでも首に近い色を選ぶようよく言われていますが、首の部分には影があり色がくすんでいる場合も少なくありません。 なので、頬の明るい部分で色を見るようにする方が良いでしょう。 頬の部分は、面積も広くそして、顔の正面ですね。 そうすることで「しまった」もぐっと減らすことができるでしょう。

塗り方

どの種類のファンデーションでもそうですが、まずは額から塗っていくことで失敗が減ります。

それは、顔の正面はファンデーションが多少厚くついてもさほど気にはならないからです。

その反面、顔と首の境の部分が厚いとどうしても厚化粧に見えてしまいます。 顔の中心部から外側にファンデーションをつけていきます。 そして、顔全体に均一に塗らないように外側へはぽかす程度に薄くのばしていきましょう。 そうすると、自然に立体感も出てきます。

また、他人をメイクしてあげる場合にはファンデーションの色味が「多少白いかな?」と思っても、後でハイライトとして修正が効きます。 色を調節しながら、全体を仕上げていくようにします。

手間でなければ、ファンデーションを2色以上使ったりあるいは、シャドウを使用して顔の側面にぼかしてやると、より自然で立体的な仕上がりを得ることができます。 また、普段のイメージとちょっと違うメイクをしたいと思った時などには、ファンデーション自体の色味を単純に変えるのもひとつの方法ですが、シャドウを使ったり首までファンデーションやパウダーをぼかしてやる方法がお勧めです。