美人の定義

美人の定義の一つに、顔の『黄金バランス』というのがあります。 俗にいう『八頭身美人』で、顔を基準にした比率で表わします。 そして、左右対象のバランスのとれた顔も美人の定義の一つです。 しかし、個性重視傾向の現代では、バランスが良いだけで魅力的とも限りません。


バランスはあくまでもその要因の一つであって、顔は内面を表現するものです。バランスはとれているようでも、なんとなく冷たいや寂しいまた、どことなくキツイ等の印象を与えてしまっては『美人』とは言えないでしょう。第一印象で『美しい・素敵』と感じる感覚は右脳で、比率等数値化して考えるのは左脳だそうです。

美人の代表ともいえる、オードリヘップバーンや夏目雅子は理想的なバランスのとれた顔だそうで、右脳にも左脳にもうったえかける美人で、そのような魅力的な女性は数少ないと言えるかもしれません。

しかし、右脳美人にはなれるはずです。 例えば、口の歪みが大きいとその人の性格的な印象もマイナスになります。 先にもふれたように、表情は心の内面を表わします。 まずは、自分の顔に対する理解を深めることが美しく魅力的な美人につながる第一歩となることでしょう。

顔の黄金バランス

目、鼻や口等 パーツそのものは移動できませんが、左右のバランスはメイクによって修正することができます。

左右のバランスが均等という人は稀で、殆どの人が顔の幅や目の大きさなど左右違うはずです。 まず、鏡で自分の顔を観察してみましょう。(鏡に写っている顔は人から見られる時とは逆だということを頭の隅に置いておくと良いかもしれません) さて、一番気になる部分はどこでしょう?

目の大きさが左右違う人は、結構多いと思います。 目の大きさが違うと当然眉と目の幅つまり、アイメイクを施す幅が違ってきます。 目の大きさが極端に違う場合、アイメイクは控えめにして他の部分にポイントを持っていくとか、色を抑えてみたりまた、メイクテクニックがある場合はアイラインやアイシャドウを左右で違う分量入れてあげたりも良いでしょう。 そして、頬の高さや幅が左右違う場合はチークの入れ方にも注意が必要です。

先日、遠くから歩いてくる子の頬の丸が左右上下にずれて見えていて、近づいて来るに従って左右ともきちんと頬の高い位置についていたということがありました。 最近は、チークを頬の中央に丸く入れたりしますが、頬の高さが違う場合には、チークを入れる位置やチークの濃いポイントをずらして入れるようにすることでバランスを保つことができます。

また、顔の幅が違うような場合には、フェイスシャドウで調節してあげます。 どちらかの顔幅が広いと感じた場合には、フェイスシャドウを数ミリ内側へ入れてチークの角度を多少斜に入れます。 そうすることにより、シャープな感じになり顔幅の狭い方とのバランスも取れてきます。 その場合、自分の顔を良く知っていないと顔の正面にまでフェイスシャドウが入ってしまい、汚れた感じになってしまいます。 まず、自分の顔の正面と横はどこかをよく観察することが大切で、基本となります。 そのことが解ると、小顔にも立体感のある顔にも思うように演出できるようになります。

注意するポイントとしては、一点だけ左右対象にしてみても顔全体のバランスはどうなのかという問題があります。全身のバランスも重要になってくるので、常に顔全体やヘアとのバランスへも目を配るようにしてメイクするように心掛けましょう。

顔は、加齢と共に変化していきます。 化粧品で皮膚の老化を遅らせたりすることはできますが、表情筋やその下の骨格は性格や生活習慣に大きく影響され、顔の歪みは身体の歪みでもあります。 例えば、口の歪みは肩のコリやズレの影響で、首から胸周辺の骨格筋に不均等に強く引かれ下顎が歪んできたり、顔幅の違いも含め歯の噛み合わせや就寝時や普段の姿勢など、生活習慣や骨盤のズレなどが影響しているようです。

身体の歪みがあると内臓にまで影響して肌のトラブルの原因にもなりかねません。 顔はもちろん、全身を観察していくことが大切であり、また心身共にバランスが取れている人こそ本当の意味での美人の定義に準ずる人ではないでしょうか。 そして、メイクだけにこだわることなく、生活習慣等にも気を配りさらなる右脳美人を目指していきましょう。