舞台メイクのストレートメイクとキャラクターメイク2

キャラクターメイク

キャラクターメイクのアプローチとしては、まず役柄・性格を考えます。

ここでは、屈折した性格だと思われるので、顔の左右のバランスを崩してみます。 また、回りの人間からは恐れられているであろうというイメージで、目力で人を威嚇したりもするであろうというイメージから顔の中心、ここでは特に目頭にポイントを置いたメイクをしています。 重要なのは、役者が表情を作る時の筋肉の流れをよく観察し、その流れを強調してあげるメイクをしてあげます。

写真を見ていただいても分かると思いますが、ここではハイライトとシャドウしか使用していません。 ハイライト、シャドウのグラデーションで筋肉や骨格を表現して顔を変えていきます。

前頁でのストレートメイクの役者のキャラクターより、悪・怒り・恐さそして、いやらしさも加わってきたと言えるでしょう。 仕上げにアイライン、目頭や小鼻の部分にハイライトとシャドウのタッチを加え、もう少しアクセントを出してみようと思います。

どうでしょうか、ハイライト・シャドウを駆使することで、顔のイメージがガラリと変わります。 これは舞台メイクの一番の特徴でもあり、舞台メイクの醍醐味の一つといえるでしょう。 また、クリームタイプだからできるテクニックでもあります。

分り易い例として、2面性のある題材『悪魔と神』を取り上げましたが、ポイントは掴んで頂けるのではないかと思います。 キャラクターの特徴をよく考え、メイクを組み立てていきましょう。

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